坂詰克彦のブログ

怒髪天のドラムス、坂詰克彦のブログです。ご当地パンリサーチ、ビジネスホテルの朝食探訪、各地スーパーのレジ袋収集、オカルト、デカ盛り鑑賞、二郎系ラーメン探訪、鉄塔撮影等、マニアックな趣味を綴るブログ

蕎麦

どうでもいいことが重要かも?  チャンサカです。


ラーメンを控えなければと実感した時期(約3度)があり、それを実行した時、ふと小腹の減りを満たすために入った蕎麦屋がありました。


自分の好む系統のラーメンと比較すると、色んな成分の濃度が低目のイメージのある蕎麦は、何かと手を出し易かったのかもしれません。


また、健康面から見てみると蕎麦から出るルチンという栄養成分が毛細血管を強化し、血圧を調整したりもなどの効果があるらしい。


因みに「苦(にが)そば」と言われる「韃靼蕎麦」には、普通の蕎麦の100倍を超えるルチンが含まれているようです。


100倍って凄まじいね !! 

 

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韃靼蕎麦の名は最近よく耳にしますが、苦味の非常に強い種類であり食用に向かないといされ、日本では積極的に活用されていなかったようであるが、ルチンの効能が知られるようになってから注目を集めるようになったようであります。


たまに「韃靼蕎麦茶」なんてのを見かけますが、なかなか美味いので購入しております。

 

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そんなタイミングでふと寄ってみたのは、新宿東南口の階段を下りて横断歩道を渡った左にある「千曲」という立ち食いスタイルの蕎麦屋です。


千曲と云えば「千曲川のスケッチ/島崎藤村」を連想させられますね。


店内はカウンターのみの細長い作りで、外国人の方が二人で調理にあたっている。


先客は2人ほど。


カウンター上部の吊り棚に、揚げ置きの天ぷら各種が並べられている。


天ぷらといえば和風なイメージがあるが、ここのそれはかなり強力なジャンクフードを想起させる波動を放っておりますな、う〜ん。


カラッと感は全く無いが、何故か美味そうに見える。


まぁ、ほんとに不思議ですよ。


自分はカロリーや酸化脂質のことを考えて、だいたいシンプルにかけ蕎麦を注文しております。


またそのシンプルさが、お店の味を明確にしてくれるワケでなんですよ。


私は神の舌を持っていますから。


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で、ここの蕎麦なんすが、一口すすって「おっ。」と来ました。


なんてこったのとても美味い!


何と言いますか、優しい親近感に満ち溢れたノスタルジックなテイスト。


辛い目で色も黒が強いが、その中に甘さもしっかりと感じられ、更に柔らかさがある。


高級感は無いが、実に深いんですよ。


まぁ、高級感なんぞ必要無いですがね。


そして、麺がまたいい。


細目でコシは弱いが、ボソボソではなく喉越し良し。


蕎麦の香りもしっかりとある。


製麺所はわからないが、この麺がノスタルジック感を増幅させていると思われますね。

 

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例えば、小学生の時分、蘭越から幌加内へ帰省途中の滝川駅(多分)あたりのホームの駅そば。


テイクアウトで家族で車内で食べたんだが、未だにあの味が脳に残っているな。


味というか、雰囲気が味として記憶されてるいるのかもしれない。


あの頃は帰省などで、電車で長距離を移動することがたまにあった。


駅弁なんかもよく買ってもらって食べていたもんだなぁ。


いやぁ、懐古だよ懐古。

 

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もひとつ、高校一年くらいんときかな。


札幌まで遊びに出てから、余市まで帰る時の札幌駅ホームの立ち食い蕎麦ですね。


寒い時期だったせいもあってか、メサメサ美味くて驚いたのを覚えております。


その後、二十歳を超えた頃に、


「あの時の美味さをもう一度。」


と思って、期待に胸を膨らました状態でかけ蕎麦を注文して食べたんだが、あの時の衝撃はゼロだった。


店も変わっていたのかもしれない。


あの頃はまだ国鉄でありました。

 

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そんで新宿、千曲の蕎麦なんですが、そんな印象深い昔の味を思い出させるモノがあったワケなんですね、これが。


正にFeeling が合った感覚です。


千曲には何故か、七味唐辛子と共に一味唐辛子も置かれております。


自分は先ず一味をふり、いくらか味わった後に七味を投入致します。


どっちも非常に良く合うんだなこれが!


そして特筆すべきは、唐辛子と並んで置かれている瓶に詰められた、キュウリの漬物だ。


人工的に輝く緑の具合は想像に難くないと思いますが、これがまた合う&美味い。


ポリポリの食感が実にFunkyだ。

 

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〜「かけ蕎麦 」¥280。


近くに行ったら必ず足を向けざるを得ません。


手の空いている時は、ずっと調理台の手元に置いたスマホを操作している店員さんも、なかなかいい味を出していますよ ~ 。


あんまりなんで、見ていてなんか笑っちゃうもんな。


 ところで、すぐ隣のビルに "讃岐うどん 生そば「かのや」" があります。


讃岐うどんと云う看板なので、一度だけ寄った経験がありますが、寂しながらでそれっきりとしております。

 

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「千曲」の近所には山野楽器ロックイン新宿や、イシバシ楽器があるので便利です。


でもイシバシ楽器は、ドラムコーナーが縮小されて自分的には非常に寂しいところなんですよ~ 。


以前は中古のキットやパーカッションなど豊富にあったんですがね。


シンバルも年代物のいいやつが沢山あった…。

 

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ということで今回はこの辺りで終わります。


また蕎麦の話でも!

 

気になりますね〜、「小諸そば」☆

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* 2020には、千曲さんは閉店!

 

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