坂詰克彦のブログ

怒髪天のドラムス、坂詰克彦のブログです。ご当地パンリサーチ、ビジネスホテルの朝食探訪、各地スーパーのレジ袋収集、オカルト、デカ盛り鑑賞、二郎系ラーメン探訪、鉄塔撮影等、マニアックな趣味を綴るブログ

朦朧書簡 3 - 1 / 眞野瓦へ、鯛頭より

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朦朧書簡 3 - 1 / 眞野瓦へ、鯛頭より

 

鯛頭です。


オグちゃん、懐かしいな。

だいぶ前だけど、美人だったから顔をよく覚えてるよ。


あの後ポールが、

「なんで俺には何もねえんだあぁ!!」 なんて、マジで怒り散らしていたのが笑えたよな。


その後にまた飲み始めたじゃない。

初めに、残ってた紙パックの酒をやったら、メチャメチャ不味かってさ。

で、すぐにポールが冷蔵庫からビールを出して来て口直しだったよな。

 

あの頃はまだ発泡酒なんてなかったから、迷わずキリンの青いやつかサッポロでさ…。

 


そういや「夜々原」、覚えてるか。

ガキでもある程度食って飲めた店だよ。

お前ともよく行ったよな。


チェーン店並みの安さだけど地元の新鮮極まりない魚料理が最高だったよなぁ、、


んでマスターのまたあのエロ具合だよ。

料理しながら俺らのオンナバナシを毎度しっかり聞いてんだよな。

おかみさんが奥に行った瞬間、


「お前らなんだ今の話この!」なんちゅーてな。


おかみさんが怖くてマジメに仕事してないとやばいんだけど、ちょっと一人になるとエロ話が止まんなかったもんな。

 


元々遊び人なんだけど、おかみさんと一緒になってから一回色々バレて死ぬ目にあったらしいからな。


俺らも面白がって、わざと際どい話なんかを声デカ目で話してマスターの顔見て笑ってたもんな。


マスターも大体俺らが行くと、先ず居ても立ってもいられねえぐらいの状態でさ。

 


一回ピークを超えた時があっただろ。

 


「じゃ、マスター、これからちょっと行ってくるわ。」 なんて、皆んなで店を出て階段を降りたら、その後マスターがダダダーなんつって転げ落ちてきてから、


「俺だって遊びに行きてえんだ、このヤロー!」


なんて叫んでマジだったよな。


流石に宥めたけどよ。

 


いい人なんだけど、眼が怖いんだよな。

お前の顔をじっと見て、

「こういう顔のヤツが女装すると、いいんだよなぁ

ぁ…。」

て言った時のマスターの顔覚えてっか ?

口元だけニヤけてて、眼がぶっとんでただろ。

寒ブリを捌きながらな。

 

包丁と一緒に、マスターのメガネの縁も光っててよ。

 


女将さんが居なかったらと思うと、それもまた興味深いなんてポールが笑ってたもんな。

 


でもホントに料理は美味かった。

中でもやっぱ、脂の乗り具合の尋常ならざる八角なんかは思い出すとたまんねえよな。

 

 

あの後何年か経って、移転して出来た新店舗が料亭になってもうてから、すっかり俺らも行かなくなっちまった。


マスター、どんなんなってかなぁ … 。

 

じゃ、また!

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朦朧書簡 2 - 2 / 鯛頭へ、眞野瓦より

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朦朧書簡 2-2 / 鯛頭へ、眞野瓦より

 

 

鯛頭よ、年明けは俺はポールんとこへ行って騒いできたよ。

 

5人集まったな。俺とポール以外は、小梅川、雅原、タヅってえいつもの連中だ。

 


俺は、お前とポールとは高校が違ったから、お前ほどしょっちゅうあいつんとこには行ってなかったんだけどな。

卒業してからだな、何かあると行くようになったのは。

お前も知ってる通り、実家はすぐ近くなんだけどね。

 

そういえばあいつ、

「鯛頭のやつ、連絡ねえな。」なんて言ってたよ。

その後、

「ま、いいか。」ってな。

特に正月に会わなくても、何の問題もねえもんな、先ずは。

 


しかしよ、あいつんとこの2階のあの部屋に行くと思い出すんだよなぁ、卒業して何回目かの年明けの真冬の、あのクラス会の次の日のことさよ。

 


ポールの車を借りて、なんだかんだで「えぐちゃん」を隣町まで送るって時のな。

歩いて5分の近所だからすぐだから、取り敢えず行ってみようなんてところでさ。

 

何人か集まってんのは知ってたけど、デロデロなのは間違いねえとは思ってたからよ。

 


先ずポールのお母さんに挨拶だ。


「だいぶ遅くまで飲んで騒いでたみたいだから、まだ寝てるんでない? 叩き起してやって〜。」

なんちゅーてさ。

 

2階に上がったらやっぱお前らが寝てたんだけど、

ビール瓶と焼酎のパックとポテチとかコマイの散乱具合が酷かったよなぁ。

暖房が結構効いてたせいもあってか、異臭がこもってたもんな!

 

そういや、ポールがお前の腹を枕にしてたの覚えてるか?

 


事情を話して車を借りることになったのはいいんだけど、お前とポールも一緒に乗り込んで来ただろ。

目覚めてすぐに焼酎飲んで

「えぐちゃんが見てえ、見せろ!」

なんて騒いでからさ。

 


俺が運転、助手席にえぐちゃん、後ろにニヤニヤしたお前ら2人だもんな。

ムードも何もねえってんだよ、ほんと。

 


そんで、無事えぐちゃんを家の近所まで送って、じゃ、なんて言って別れてから車に戻ってすぐタバコに火をつけたんだよなぁ。

 

あん時お前ら2人が既に吸ってたので、ドアを開けると煙がムワーっと出てきてな…。

降る雪と吐く息と煙草の煙だよ。

そりゃそうだけど、全部白かったな。

 

えぐちゃんを送り中は、気を使って煙草は我慢してたからな。

 


えぐちゃんと何となくな話をしながら、カーステでかけてた、

クラッシュの「Somebody Got Murdered」

が、ずっとあれから何年も頭に残っててなぁ。

未だに酔うと聴いてるよ。

 


それにしても、お前とポールだよ。

出発前にえぐちゃんを見るだけだと思ってたら、一緒に乗り込んで来るとはな。

おかげで台無しだったぜ。

 


ま、いい思い出だけどよ。

えぐちゃんもクスクス笑ってたもんな…。

 

 

 

そんなとこで、じゃ。

 

 

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朦朧書簡 2 - 1 / 眞野瓦へ、鯛頭より

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朦朧書簡 2-1  眞野瓦へ、鯛頭より

 


眞野瓦よ、お前そう言えば年始にあっこ行ったのか、ポールんところ。

俺も行きたかったんだけど、仕事で叶わなかったのよ。

 


暮れに「行きたいけど仕事の可能性があるんだよなぁ。」

なんてあいつと話してたんだけど、あんまり忙しくて、その後連絡出来ずでな。

まぁまず連絡しなくちゃ、なんて思いながらも何となくほっといたまんまなんてコトってよくあるじゃないのよ。

それな感じだ。

 


でも、やはりの仕事が入ってしまって、年末年始なのにダリー、行くなんて言ってたのに行けなくなった〜、とかその他諸々が重なるとな。

この歳になると皆んなそんなもんだろ?

まぁ、しょうがないか…なんちゅーてよ。

恐らく。

 


でも、仕事ってのがほんとそこの日程でしか出来なかったってのはほんとでさ。

あの一週間は夜勤と昼勤が入り交じって、寝る時間の調整にまいったもんだな、ほんと。

 


んで、間違ってビールでフラフラなまんま屋上のクレーンの解体をやったんだよ。

正に最終日の真夜中だよ。

眠たい、帰りたい、なんて思いながらも何とか本体をばらしてな。

 


玉掛けでブームの先の方迄行った時には、ブームの揺れと頭ん中の揺れの共鳴が起きてもうてさ。

実際揺れてるんだけど、実際どころじゃねえんだよ、お前もわかってると思うけど。

クレーンが底床設置で、落っこっても屋上だからって言ったって、10階建てだからな。

安全帯 (注1) はもちだけど、なんぼなんでもビビったよ。

 


そんで、ブームをばらし終えたから残りはどうってことないってんで、あとは酸素 (注2) 好きのパイセンに任せて下での荷受けにまわったのよ。

 


大体下の作業も纏めてから、搬出のトレーラーの荷台でタバコを吸って待機しながらビルの屋上を見上げるとさ。

先輩が酸素で切断する土台の鉄骨の溶けて飛び散る火花が、プシャーーーっなんつって飛び散るんだよな、、

 


それがまた、夏の川沿いのどんな花火の何よりも美しいんだよ。

 


切断期を操るパイセンの姿を想像しながら、

「かっこいいなぁ。。」

て、思ったよ、ほんと。

 


まぁ、そんな感じだったな、年末年始は。

 


今はちょっと前ほどじゃないけどまだ暇が襲ってきてるから、ポールんとこに行ってみっかなぁ、と思ってるよ。

 


でもよ、ビートルズ好きで、しょっちゅう夜遊びしてるってんで「ポール」って、未だに笑っちまうよな。

昼下がりだったらジョージだったな。

誰かに怒られるかもしれないけどさ。

 


そんなところで、じゃ!


ー ー ー ー ー


*注1 : 落下防止、道具携帯に使用する安全ベルト。ベルトとロープで繋がったフックを手摺りなどに引っ掛けて作業する。未装着での現場内での作業は禁止である。


*注2 : ガス溶断作業。切断器へのアセチレンガスと酸素の出力調整による炎によって金属を溶かして切断する。火花が散るので、作業着がポリエステルの場合は注意が要る。

 

 

 

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朦朧書簡 1 - 2 / 鯛頭へ、眞野瓦より

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朦朧書簡 1 - 2 / 鯛頭へ、 眞野瓦より


鯛頭よ、いつも通りの元気具合だな。

ドアのガラスを割ったって、まだ俺が居た時のいつかの慰安旅行を思い出すな。

宴会後にみんなでカラオケルームで騒いだあと、おやびんと縄乃町が揉めただろ。

二人が部屋から出て行くのが見えたんだけど、歌の途中だったし面倒くさいからほっといたんだけどさ。

妙な雰囲気もなかったしなぁ。

 

まあ、揉めたって言うか、おやびんにシメられたんだよな、あいつが。

首を掴まれて振り回されたって言ってたね。

旅館の向かいの土産屋のすぐ前だったから、その店のガラス戸が一枚粉々になってたもんな。

 

カラオケも終わって部屋でテレビを見てたら、縄乃町が血だらけで戻って来たんだよ。

それだけでも「うわぁ」と思ったけど、ヒクヒクなんちゅーて泣いてて、

ずっと「すいません…」て言い続けてたな。

 

おやびんも相当熱くなってておさまってなかったから、俺が一人で店に謝りに行ったんだよな。

まぁでも、その土産屋が旅館の社長の従兄弟の店だったらしくて、警察もすぐ帰って大騒ぎにはならなかったけど、なんてったって俺一人が店主にめちゃくちゃ怒られたんだよ。

 

「申し訳ありません!すみませんでした!」

なーんて全然思ってはないけど平謝りだった。

 

お前は、駅前のラーメン屋の紹介に乗ってから夜中にニヤニヤしながら帰って来て、すぐに布団に入ってたよな。

 

んで次の日、縄乃町のやつはずっと一点ばかり見つめて深刻な顔しててよ。

それを見て俺とお前で爆笑してたもんな。

 

にしても、おやびんの身長が160ちょいくらいで、振り回された縄乃町が180くらいだろ。

すげえよな、おやびん…。

 

そん時もやっぱし仕事の話から発展した訳なんだよ、これが。

思い出したら笑えるけど、気をつけなきゃだな、ほんと。

 

お前も上手く受け流してはいるんだろうけど、より上手くやってくれよ〜。 ってことで〜。

 

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朦朧書簡 1 - 1 / 眞野瓦へ、鯛頭より

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朦朧書簡 1 - 1 / 眞野瓦へ、 鯛頭より

 

相変わらずに上手いことやってるかい。

こっちはちょっと前までまぁまぁだったんたが、最近はあぶれることが多いんだよな、、

デッドポイント、なんてのかな。

先週は2日もそんなだったから、また午前中から缶ビールだったもんな。

他にもあぶれが2人いたもんだから、3人でいつもの坂の上の公園でさ。

集合場所の倉庫から、坂の途中のコンビニに寄ってっていうやつだよ。

公園の近くにコンビニがあるのって、安心感あるもんな。

 

今の季節の公園は丁度いい感じだ。

暑くもないし、寒くもない。

1番いいよ。

 

そう言えば結構前の話だけど、やっぱし午前中から飲んでたんだけど、気づいたら5時をまわっててな。

みんなボチボチ帰ってくるんじゃねえか?

なんて言ってたら、向こうからテクテク社長が来てよ。

めちゃめちゃ激怒されたな。

どうしたって酔ったら騒いじゃうもんだからよ。

何回か会社に苦情が入ってたんだよなぁ、やられたわ。

 

だからって訳じゃねえけど、最近は静かにベンチで座って飲んでんのよ。

公園以外にねえのかって言ったら、少し行ったとこの交差点の角に中華屋があんだけどさ。

出禁なんだよな。

前に、若いやつ2人とでそこで飯食ってたら、そいつらが揉め始めちゃってさ。

なんつーのかなこう、お互い譲らないもんだからよ。

直ぐに外に出そうと思ったんだけど、勢い付いちまってドアに激突で、バシャーン!なんつって上半分のガラスを割っちまってさ。

えらい目にあったよ。

飯食ってたって言ったって、みんな酒も相当入ってたからね。

やっぱ酒飲んで仕事の話ってのは、タブーだなこれな!

そんなわけで。そいじゃ、また!

 

 

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. Feel が Nice な Groove -2

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Nice Feel Groove

 


だいぶ間が空いた前回からのグルーヴの話の第2弾をお届けさせておくんなさい。、

 


まだインターネットが普及していなかった時代。

 


ドラムの情報は、雑誌や、たまに居る詳し目の人から(先輩が多い)得るのが主でした。

 


情報誌にはソノシートなんて云う、ペラペラのレコード盤(だいたい赤の半透明)が時折付録として挟まっておりました。

 


因みに自分は何枚か持ってたけど、聴こうと思ってるうちに聴かずじまいでした。

 


めちゃめちゃ過酷そうな筋トレメニューなんかも特集されてた記憶がありますが、キツそうだったので実践はしませんでした。

 


鉄パイプで演奏するんなら筋トレもいいかもですが、スティックは1本だいたい50グラムくらいなのに、という思いが強かったのかもしれません。

 


なんてこったでしたね。

 


楽譜なんかも載ってましたが、ややこしくて追いつけないと思ったら、なかなかやる気が出なかったもんです。

 

余りにも無知すぎました!

 

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そんなところ辺りで、バンドブームが来てからはテレビで色々なバンドのライブ映像が放送されるようになりました。

 


亜無亜危異とルースターズ合体バンドの

「雨を見たかい」は衝撃的でしたね。

 


池畑さんとコバンさんのツインドラムは、カッチョ良すぎて正に鼻血が出たもんです。。

 

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そして辿り着いたのが、泉谷しげるさんのバックでドラムをプレイする巨人、村上ポンタ秀一!(様)

 


泉谷しげる with Loser

 


ポンタさんは当時で37歳。

 


32分や6連符なんかを自在に組み込む(俺見解)リズム・マスター。

 


あらゆるグルーヴやテンポを操るドラミングに、感動と衝撃を受けました~。

 


最も「うっ!」と、思ったのは、やはりその全体の柔らかさでしょうか。

 


硬質なリズムでもどこか丸く、柔らかい。

 


イメージ的には、POWERと爆音!なんて言う感じもありましたが、そうじゃなかったんでしょうね。

 


ミドルテンポのズシンとしたゴリゴリのグルーヴが、全く耳に厳しくなく優しい。

 


やはり、操っていらっしゃるんですよ、グルーヴを!

 

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それから20年以上経ってから、フェスにて袖からポンタさんの演奏をガッツリ見させてもらう機会がありました。

 


チャボさんのステージでしたね。

 


素晴らしかった。

 


動画で見ていたテクニックなんかも駆使してらっしゃって、これまた大感動。

 


また、風が強めの中、結構楽譜を気にして演奏されていたんですが、遂に曲の後半辺りで楽譜が全部風で飛ばされるというハプニングがありました。

 


スタッフの方が気づいてなくて、僕は「どうしたらいいんだ!」なんて勝手に心配してから、

ススッと中腰で出ていってササッと楽譜を譜面台に戻すべきなんじゃないか?と思ったのですが、


The Clashのツアー・ドキュメント映画

「Rude Boy」で、ライブ中に絡まったギターのシールドコードを直そうとしていて


「ステージから降りろ、クソ野郎が!」


と、ミック・ジョーンズに思い切り怒鳴られたローディー、レイ・ゲンジを思い出して、見守るしか無かったのを覚えておりますな。


(四六時中酔っ払っていて、我儘なろくでもない若者だったんですよ、レイは。)

 


で、少し焦ってらっしゃったポンタさんですが、結果的に何の問題もなく演奏を終えておりましたよ。

 


余計な心配でしたね。

 


ワタクシは、終わってからすぐ何杯目かのビールをグイッとしました。

 

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そして、またそれから何年か経ったある日。

 


都内の某スタジオで、怒髪天のリハーサルをしていた時に、ポンタさんが来ている!という噂が飛び交ったのです。


自分は「マジかー!」なんて驚きソワソワしつつ、先ずコンビニでドリンクとパンを買ってこようってことでエレベーターに乗り1階まで降り、扉がオープン。


すると、何とその目の前にポンタさんが!

 


「あぁっ!」と、驚きズズズと後ずさり


「すいません!失礼します!」


と何故か謝りながらエレベーターから出た。

 


その時ポンタさんも


「おっ、すいませんね。」と、仰られていました。

 


パイプを咥えていたような気がします。

 


その後、ポンタさんの入るスタジオのドア窓から恐る恐る覗かせて頂いたのですが、若手の方とツインドラムで演奏なさってましたね。

 


いやぁ、ほんとに驚きました。

 

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話は再び遡り&少し飛びますが、ラジオから流れるチャボさんの「向日葵 10.9」を聴いて、あまりの素晴らしさに衝撃を受けたのが27年前(ドラム:ポンタさん)。

 


直ぐにアルバム「DADA」を買って、何度も聴きました。

 


正に珠玉の名作で、未だにヘビロテであります。

 


その中の1曲に「ランタン」という曲があります。

 


ゆったりとした心地の良いテンポで、前半と後半2箇所で11小節ずつメロの後ろでドラムソロ的なフレーズのセクションがありまして、その内容がまた凄まじく素晴らしい。

 


ドラムの全てが凝縮されているかのようであります。

 


こんなの叩きたいけど、まぁ無理だなこりゃぁ…なんて事を思いながら27年。

 


ふと、


「俺ももう50も過ぎたし、もしかしてある程度までは真似出来るかもしれない。」


と、思い立ち、アプリを利用して速度を落とし、何十回と聴き返しながら楽譜におこすに至った!

 


勿論性格ではないが、形になったそのフレーズのイメージを膨らませて、まずは超スローテンポ、1小節毎と細かく分けて演奏してみました。

 


初めはなかなか追いつかなかったんですが、何とか手応えを感じるまでに至りました。

 


この「ランタン」は、ポンタさんが42歳の時のテイクだ。


あれから27年、今年の俺は54歳、、なんてことまで深く考えやしませんが  …


そこにあらゆる教訓が詰まっている気がするが、もうどうでもいいやね!そんなことは ~ 。

 


ところでこの名曲、


「ランタン」


ですが、テンポに注意して聴いてみると、後半辺りから少し上がって行っております。

 


違和感などではなく、余程注意して聴かないと気づきません。

 


これが正に自然なんですね。。

 

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テンポが上がっていくので有名な曲に、ハービー・ハンコックの、


「カメレオン」


があります。

 


ドラムはハーヴィー・メイソン

 


なかなか加速したりもしますが、違和感はありません。

 


タッチや鳴らし方など様々にあてているんでしょうね。

 


15分41秒という長さもあっという間ですから、その辺に極意があるのかもしかれませんね。

 

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わかり易そうなところで、シンバルの場合で言うと、

スティックの数だけ音色があり、そこに添え方、鳴らし方、鳴らす人間などの変化を加えると、

1枚のシンバルでも音色が無限に広がるってことですね。

 


もっと言えば、経年による分子構造の変化でも…


キリがないですね。ウソです。

 


おまけみたいな感じになりますが、自分がオススメしたいドラムの動画ですが、

 


アフリカの片隅の村で、幼い子供が鍋や缶で手作りしたキットを鳴らして歌ったりもするやつ。

 

https://m.youtube.com/watch?v=VjckpWbmQ6Q

 


DNAレベルのものを感じやすいし、見ていてワクワクがあります。

 


いやぁ ~ 、素晴らしい。

 


世の中、素晴らしい人ばっかりだな!

 


では、また!

 

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_ _ _ _ _ Feel が Nice な Groove

 

 

 

 

 

 

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ドラマー(ここでは狭めてそこに限定)のグルーヴ感というのはそれぞれにオリジナルのものがありますから、多種多様であり、気にするととても勉強になるのは勿論ですが、先ず、とても面白い。

 

色んな音源を聴きまくるのもモチですが、フェスなんかに出演させてもらって時間に余裕があると、色んなバンドを観さしてもらいます。

 

メチャメチャ重いのに軽やか、激しく速い中に味わい深く優しい柔らかさがある、ラウドでありながらタイト、など何かと発見や驚きがあります。

 


そんで、何だか凄くだとか妙にノリがいい演奏を目の当たりにしたり、音源に出会ったりした時に、

 


「いよっ ! ナイス・グルーヴ !! 」


なんてことにて心を惹き付けられるのでしょうね。


またその中に、そう言った気持ちよさを務めてプレイする人も居れば、恐らくは何も意識していないであろう(完璧な自分予想) なのに、

 


「こ、これは…!!」

 


と、何だか分からないけれど、恐ろしいほどの Nice Feel を醸し出す人もいらっしゃると思われます。

 


生まれ持ってのナイス・フィール。。

 


初見でもスタンダードでも、演奏するどんなグルーヴも自分のセンスで転がし、聴衆を酔わせる。

 

いやぁ~ 、かっちょいい ! てな感じでしょうか。

 

そうありたいもんで御座います。

 

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そんなこんなで、あれはもう20年程前になりますが、

 

~ 自分もまだまだ30代前半でありましたか… !


ワタクシが運転する、現場に向かうバンのラジオから聴衆であろう歓声が飛び出し、轟くスティック・カウントとともに始まった曲は… !!

 


郷ひろみさんの「アチチ」でも有名な

『Goldfinger'99』の元ネタ、


リッキー・マーチン(Ricky Martin)さんの


【 Livin' la Vida Loca 】 でした!

 

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テンポの速いベーシックな、所謂エイト・ビート!


全体のタイム感、太鼓、シンバルの音色はモチのコト、各楽器のバンドメンバー、ホーン・セクションとVo.リッキー・マーチンのバランス、更に聴衆、の全てをコントロールするドラム・プレイ…。

 


「どんなやつだいこのお方は!」と、

 


当時のIBMの容量5GBのパソコンでめちゃめちゃ調べたものですが、分からずじまいだった。

 


「こんな演奏が出来たら最強じゃないか ! 」


なんて思ったもんです。

 

そういえば、この時より更に何年か前に現場からの帰路のカー・ラジオから流れた、川中美幸さんがギターをバックに (作曲家の弦哲也先生) 唄われていた【 ふたり酒 】があまりに素晴らしかったのをこれを書いていて思い出した。

 

二人の醸し出す雰囲気が良すぎて涙が出てきたのを覚えております。

 

 

ついでにもうひとつ思い出したのは、これも現場での昼休みのカー・ラジオだった。

 

ヒルメシ後に缶コーヒーを飲んでいる所の耳に飛び込んできた曲。

 

 

【泣きむし東京 / 森進一】

 

コーヒー缶を口に当てたまま止まった …

 

「なんていい曲だ。」

 

作詞は、少女A/中森明菜、め組のひと/ラッツ・アンド・スター、チェッカーズ作品などを手がけた売野雅勇さん。

 

そして作曲が、ご本人・森進一さん。

 

 

完璧なまでの、一発でノックアウトだった !

 

 

現場の近くの商店街に、偶然にも演歌専門のCD屋さんがあって、迷わず帰りに音源をGET!

 

当時は長方形のケースに入った8cmのちっさいディスク。

 

アダプターを装着して聴くのが普通だったな。

 

 

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そんなこんなで月日は流れ、久しぶりに動画サイトでマーチンさんのライブを片っ端からチェックしてみました。

 

そんであらためて気づいたのでありますが、、


オフィシャルのMVは勿論、アップロードされているほとんどの「Livin' la Vida Loca 」の、ライブ映像から聴ける音が、めちゃめちゃ素晴らしい!

 


全部が同じドラマーでは無いだろうが、やっぱし気持ちのいい感じが、ナイスですね ~

 

 

ワタクシの読みでは、皆さんLatin系の方ではないかと思ってるんですが、、、

 

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最近は曲芸系ドラマーが多く、その方面も観ていて素晴らしくテクニカルで興味深いのですが、その中においても、あれ?この方はちょっと違うな、と気になるプレイヤーも結構いらっしゃる。

 

でもやはり個人的には、南米系(ラテン系でいいのかな?) の大先輩や若手のFeel がたまらないわけですなぁ。


因みに、自分が驚愕させられ続ける南米系のドラマーは、

 

▷イグナシオ・ベロア_ IGNACIO BERROA


・1953年生まれ、67歳。キューバハバナ出身。


▷アレックス・アクーニャ_ ALEX ACUÑA


・1944年生まれ、75歳。ペルー出身。


▷アントニオ・サンチェス_ ANTONIO SÁNCHEZ


・1971年生まれ、48歳。メキシコシティ出身。


▷ジミー・ブランリー_ JIMMY BRANLY


・1972年生まれ、48歳。キューバハバナ出身。

 

▷ラファエル・バラタ_ RAFAEL BARATA

 

・1980年生まれ、40歳。ブラジル、リオデジャネイロ出身。

 

     ✿                    ✿                    ✿                    ✿


皆さんバカみたいに上手くて素晴らしいので、思わず

 

「バカか!」と、言ってしまうでしょう。

 

 

そんなワケで、Latin Drummer の凄味もいいんですが、次回は我が日本のRhythm Master の話を少しばかりでもお届け出来るでしょうか ?!

 


、、、出来るで筈でしょう。

 

 

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